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2015年7月29日
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1の一環として、サラヤ株式会社(本社:大阪府、代表取締役社長:更家 悠介、以下「サラヤ」)のタイ王国(以下「タイ」)法人Saraya MFG. (Thailand) Co., Ltd.(以下「SMTC」)との間で、融資金額25百万タイ・バーツ(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社みずほ銀行との協調融資によるもので、協調融資総額は40百万タイ・バーツです。
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本件は、SMTCがチョンブリ県アマタナコーンで行う衛生用品の製造・販売事業に必要な資金を融資するものであり、設備増設に必要な資金を現地通貨建てで融資するものです。
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サラヤは、1959年に設立された衛生用品の製造・販売事業を手掛ける中小企業であり、2004年にSMTCを設立しました。タイ及び周辺諸国の経済成長に伴い、液体石鹸や洗剤、消毒剤等の各種衛生用品のニーズ拡大が見込まれる中、サラヤはSMTCを通じた衛生用品の製造・販売事業の市場シェア拡大を企図しています。本融資は、こうしたサラヤの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、こうした現地通貨建て資金ニーズへの対応を含め、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、タイ等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1 2014年7月1日付お知らせをご参照下さい。