- 地域: 中南米
- 中堅・中小企業
2015年11月11日
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、9日、アルマダ駐日メキシコ合衆国(以下「メキシコ」)大使及びサンドバル・ハリスコ州知事ご臨席の下、メキシコ・ハリスコ州政府との間で、日本の中堅・中小企業の同州への進出支援を目的とした覚書を締結しました。
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本覚書は、本邦金融機関の取引先である中堅・中小企業の支援を主眼とし、JBICによる本邦金融機関とハリスコ州の仲介や、同州が設置予定の日本企業担当窓口(ジャパンデスク)の積極的な活用、そうした中堅・中小企業に対するJBICと同州によるアドバイザリーサービスの提供等について合意するものです*1。
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ハリスコ州都のグアダラハラはメキシコ第2の都市で、メキシコのシリコンバレーと呼ばれるまでに発展を遂げています。また、近年では隣接するアグアスカリエンテス州やグアナファト州への自動車関連企業の進出が相次いだことにより、同二州への良好なアクセスが可能なハリスコ州への注目が高まっており、ハリスコ州も自動車関連企業の投資誘致にも注力しています。本覚書の締結は、そのようなハリスコ州における日本の中堅・中小企業の事業展開を後押しし、日本の産業の国際競争力の維持・向上へ貢献することを目的とするものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、本邦金融機関や海外の地方政府等と連携しながら、中南米地域等における日本の中堅・中小企業の海外進出支援体制の整備・強化を進めることで、日本の産業の国際競争力の維持・向上を金融面から支援していきます。
注釈
- *1 なお、JBICは2015年10月に、メキシコ・アグアスカリエンテス州とも同様の覚書を締結しています。
詳しくは2015年10月26日付プレスリリースをご参照ください。