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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」 *1の一環として、株式会社セキデン(本社:三重県、代表取締役社長:川森 浩司、以下「セキデン」)との間で、融資金額1,400千米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社三菱東京UFJ銀行との協調融資によるもので、協調融資総額は2,000千米ドル相当です。
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本件は、セキデンの子会社であるタイ王国(以下「タイ」)法人SEKIDEN (THAILAND) CO.,LTD.(以下「SDTH」)が自動車部品の製造・販売事業を行うために必要な資金を、セキデンに対して融資するもので、SDTHの追加設備投資に充てられるものです。
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セキデンは、1959年に設立された自動車用を主とする各種ワイヤーハーネス、ソレノイドコイルの製造・販売を行う中小企業です。セキデンは、今後も自動車産業の需要拡大が見込まれるタイにおいてSDTHを設立しており、今般生産能力を増強することで、グローバルに展開する自動車メーカー等への販売を拡大し、更なる事業の拡大を企図しています。本融資は、こうしたセキデンの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、タイ等の成長市場における、中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1 2014年7月1日付お知らせをご参照下さい。