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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:近藤 章)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1 の一環として、日本高圧電気株式会社(本社:愛知県、代表取締役社長:高岡 本州、以下「日本高圧電気」)との間で2件の貸付契約を締結しました。融資金額は合計1,575千米ドル(JBIC分)です。本融資は、株式会社三菱東京UFJ銀行との協調融資によるもので、協調融資総額は2,250千米ドル相当です。
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本件は、日本高圧電気のミャンマー連邦共和国(以下「ミャンマー」)法人Nippon Kouatsu Electric Myanmar Co., Ltd.(以下「NKEM」)が行う、配電機器の製造・販売事業に必要な資金を日本高圧電気に対して融資するものであり、工場の設備の新設に充てられるものです。
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日本高圧電気は、配電設備等で用いられる配電機器の製造・販売を手掛ける中小企業です。日本高圧電気は、ASEANにおける電力関連インフラの需要拡大が見込まれる中、安価で豊富な労働力を有するミャンマーにおいて、NKEMにおける配電機器の製造・販売を開始することで、更なる事業拡大を企図しています。本融資は、こうした日本高圧電気の海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じて、成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1 2016年6月21日付お知らせをご参照下さい。