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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:近藤 章)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1 の一環として、ルートインジャパン株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:永山泰樹、以下「ルートイン」)との間で、融資金額4,085千米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社三井住友銀行との協調融資によるものです。
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本件は、ルートインのベトナム社会主義共和国(以下「ベトナム」)法人ROUTE INN VIETNAM INVESTMENT CO., LTD.(以下「RVI」)がベトナムのダナン市で行うホテル事業に必要な資金を融資するものです。
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ルートインは、ホテル事業を行う中小企業です。ベトナムへの日本企業の進出は継続的に増加しており、特にベトナム中央部に位置するダナン市は、東西経済回廊の玄関口に位置する地理的有利性などから、多くの日本企業が進出しています。一方ダナン市においては日本企業の従業員や出張者が利用できるミドルクラスのビジネスホテルが少ないことから、ルートインはRVIによるホテル事業を通じて進出日系企業のニーズを満たすとともに、日本式おもてなしサービスの提供により海外市場を獲得することを企図しています。本融資は、ルートインのこうした海外事業を支援すると共に、日本企業のベトナム進出を支援し、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、ベトナム等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1 2016年6月21日付お知らせをご参照下さい。