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株式会社国際協力銀行（JBIC、総裁：前田 匡史）は、10日、住友電気工業株式会社（以下「住友電工」）のアメリカ合衆国（以下「米国」）法人Sumitomo Electric Finance U.S.A., Inc.（以下「SEFUSA」）との間で、融資金額50百万米ドル（JBIC分）を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社三井住友銀行、三井住友信託銀行株式会社、株式会社三菱UFJ銀行及び農林中央金庫との協調融資により実施するものであり、協調融資総額は100百万米ドルです。
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本件は、SEFUSAを通じて、住友電工製品の製造・販売に必要な資金を米州地域のグループ企業に対し提供するものです。
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住友電工は、ワイヤーハーネス等の自動車部品の製造・販売をはじめ、世界中で自動車、情報通信、エレクトロニクス、環境エネルギー、産業素材等の分野で幅広く事業展開しており、SEFUSAは米州グループ会社への資金供給を通じて米州地域における住友電工製品の製造・販売網を支えています。本融資は、こうした住友電工の海外事業展開を金融面から支援するものであり、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。