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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:前田 匡史)は、本日、株式会社マツオカコーポレーション(本社:広島県、代表取締役社長:松岡 典之、以下「マツオカコーポレーション」)との間で10百万米ドルの貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社三菱UFJ銀行、株式会社広島銀行及び株式会社みずほ銀行との協調融資により実施するもので、協調融資総額は20百万米ドル相当です。
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本件は、株式会社マツオカコーポレーションのベトナム社会主義共和国(以下「ベトナム」)法人AN NAM MATSUOKA GARMENT COMPANY LIMITED(以下「ANMG」)がベトナムで行う衣料品の製造・販売事業に必要な資金を融資するものです。
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マツオカコーポレーションは、1956年設立の中堅企業であり、アパレルOEM企業として、縫製加工を中心に、商品企画、素材開発・生産及び物流に至るまで衣料品生産に係る各工程を行っています。1982年に初めて海外進出してから、その後も積極的に海外事業を拡大しており、2019年11月にANMGを設立しました。本融資は、こうしたマツオカコーポレーションの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、ベトナム等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。