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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:前田 匡史)は、今般、女性の社会進出を推進するためのイニシアティブ「The G7 2X Challenge: Financing for Women」(以下「2X Challenge」)の拡大プラットフォーム「2X Collaborative」(以下「本プラットフォーム」)へ加盟することを決定しました。
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2X Challengeは、G7各国の開発金融機関が、民間資金を動員しながら、女性の社会進出推進に貢献する事業、企業、ファンド等への資金提供を促すものとして、2018年6月に設立され、JBICも設立当初からのメンバーとして参加しているイニシアティブです*1。2X Challengeは、2020年までに民間資金を含め30億米ドルの支援目標額を掲げ、結果としてその倍以上である約70億米ドルの資金動員を実現しました。更に2021年~2022年にかけて追加的に150億米ドルの支援目標額を掲げています。
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2022年1月、2X Challengeは、関係者との更なる連携を通じて、ジェンダー平等の実現に貢献する投資を促進するため、拡大プラットフォームである「2X Collaborative」を新たに設立、JBICは本プラットフォームへの加盟を決定しました。本プラットフォームには、G7を含む各国開発金融機関に加え、国際機関、商業銀行、ファンド、財団等が加盟しています*2。
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本プラットフォームは、日本政府の女性活躍推進の取り組みと合致するものであり、JBICが本プラットフォームに加盟することで、加盟機関との協調を更に推進することが可能となります。また、JBICは、2021年6月に公表した第4期中期経営計画において、「社会的課題の解決に資する事業に対する支援」を取組目標に掲げ、同年10月に公表したESGポリシーでは、ソーシャルインパクトファイナンスによる金融面での支援を通じたグローバルアジェンダの解決に取り組んでいくこととしています。本プラットフォームへの加盟は、こうした中期経営計画やESGポリシーに沿ったものです。
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JBICは今後も、こうした取り組みを通じて、各国の開発金融機関や国際機関等とも連携しつつ、女性の社会進出推進を金融面から支援していきます。
注釈
- *1
2018年6月11日付プレスリリースをご覧ください。
- *2