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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:林 信光)は、13日、日本製紙株式会社(以下「日本製紙」)のハンガリー法人Nippon Paper Chemicals Europe Zrt.(以下「NPCE」)との間で、融資金額約19百万ユーロ(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社みずほ銀行との協調融資により実施するもので、協調融資総額は32百万ユーロです。
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本件は、NPCEがハンガリーで実施するリチウムイオン電池用カルボキシメチルセルロース*1の製造・販売事業に必要な資金を融資するものです。
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日本製紙は、中期経営計画2025の下で、リチウムイオン電池用カルボキシメチルセルロースの生産増強と海外市場の取り込みを掲げています。こうした中、日本製紙は今後電気自動車の普及に伴いリチウムイオン電池用カルボキシメチルセルロースの需要拡大が見込まれる欧州に製造拠点を設立することで、旺盛な需要の取り込みを目指しています。本融資は、日本製紙のこうした海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じて、日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。