株式会社国際協力銀行
株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:奥田 碩)は、6月1日、JBICの出融資及び保証機能等を活用し、アフリカ地域の民間セクター主導の成長促進やインフラ整備の促進を支援するため、「JBICアフリカ貿易投資促進ファシリティ」(JBIC Facility for African Investment and Trade Enhancement:通称「FAITH」)を創設致しました。
現在、横浜にて開催されている第5回アフリカ開発会議(TICAD V)において、アフリカ地域の民間セクター主導による成長促進やインフラ整備の促進は重要なテーマとして取り上げられています。
本ファシリティは、2009年4月に創設した「JBICアフリカ投資ファシリティ」*を拡充、発展的に改編したものであり、JBICは本ファシリティを通じ、アフリカ開発銀行(African Development Bank)をはじめとした国際機関等とも協力しつつ、事業への出資や現地通貨建融資を含め、アフリカ地域における出融資・保証を積極的に実施していきます。なお、TICAD Vにおいて、日本政府より官民協力の上、アフリカ地域への貿易投資を拡大していく旨表明されていますが、FAITHの枠組みの下、今後5年間で50億ドル規模の金融支援が見込まれております。
JBICは、本ファシリティの活用をはじめ、アフリカ地域の民間セクター主導の成長促進及びインフラ整備を支援することにより、日本企業のアフリカ地域との貿易投資の促進を通じたアフリカの経済成長に向けて積極的に取り組んでいきます。
- * 2009年4月1日付お知らせをご参照下さい。