2021年8月にオンラインで開催された第20回情報科学技術フォーラム(FIT2021)において、株式会社国際協力銀行(JBIC)調査部のユニット長 春日および調査役 中原が有限責任監査法人トーマツ デロイトアナリティクス(以下「デロイトアナリティクス」)と共同執筆した論文「新聞コーパスを用いたSDGsが掲げるターゲットにおける話題性の時系列トレンド」が、FIT奨励賞を受賞しました。
本論文は、2020年度に本行がデロイトアナリティクスに委託して共同研究した「テキストマイニングを活用した企業動向調査」の調査結果を踏まえたものです。過去10年間分の新聞記事データを用いて、SDGsの複数のターゲットについて、自然言語処理に基づく分析により社会的な関心の高さを時系列で可視化することを試みました。こうした取り組みが、従来にはない意欲的な分析であるとの評価を受けたものです。
JBICでは、過去30年超にわたり実施している製造業の海外事業展開調査に加え、より幅広い企業活動のトレンドを把握できるよう、引き続き調査手法の拡充に向けた取組みを続けて参ります。
学会詳細 | |
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名称 | 第20回情報科学技術フォーラム(FIT2021) |
大会会期 | 2021年8月25日(水曜日)~27日(金曜日) |
会場 | オンライン開催 |
主催 | 一般社団法人電子情報通信学会、情報・システムソサイエティ(ISS)、ヒューマンコミュニケーショングループ(HCG)、一般社団法人情報処理学会(FIT2021幹事学会) |
共催 | 東北学院大学 |
受賞論文 | 『新聞コーパスを用いたSDGsが掲げるターゲットにおける話題性の時系列トレンド』毛利 研(有限責任監査法人トーマツ)・春日 剛(国際協力銀行)・大場 久永(有限責任監査法人トーマツ)・中原 えりか(国際協力銀行) |