2022年11月18日、日本の地方銀行と「JBIC・地銀共同ミッション」を企画し、ハノイ市南部のハナム省を訪問しました。
ハナム省は、ベトナム北部地域においてはJBICによる支援件数がハノイに次いで多く、日本の中堅・中小企業が数多く進出しています。 同ミッションでは、ハナム省人民委員長と意見交換を実施したほか、日系企業の専用エリアを兼ね備えたタイハー工業団地を視察しました。ハナム省人民委員長からは、「日本企業専用としてドンバン3工業団地の開発に加え、人民委員会内に日本人コンサルタントが常駐するジャパンデスクを設置するなど、投資環境の整備に尽力している」との説明がありました。
また、地方銀行の参加者からは、「人民委員長を始めハナム省中枢の方々と意見交換ができて非常に有意義な機会となった」「今後も地方政府と接点を持つ機会があれば参加したい」との反響がありました。
ベトナムでは、経済成長を加速させるため産業クラスターの形成を推進していますが、その実現に向けて日本の中堅・中小企業にも期待が寄せられています。JBICはハノイ事務所で構築した人的ネットワークを活かし、日越の地方間交流にも貢献したいと考えています。
ミッションに参加した地方銀行: 大垣共立銀行、七十七銀行、福岡銀行、滋賀銀行、山形銀行、常陽銀行、足利銀行


