



2024年2月29日、株式会社国際協力銀行(JBIC)は、国際文化会館地経学研究所(IOG)と共同でシンポジウム「2つのアンケートから読み解く、地経学時代の日本企業」を開催しました。
シンポジウムでは、はじめにJBIC調査部第1ユニット長の板垣慎一よりJBICが実施したアンケート調査「わが国製造業企業の海外事業展開」について、次に、IOG主任客員研究員の鈴木均氏より「経済安全保障100社アンケート」について、それぞれの結果を紹介しました。
その後、IOG所長の鈴木一人氏、JBIC調査部長の川上直が加わり、IOG事務局長の山崎香澄氏がモデレーターを務める形で、両者のアンケート調査結果などを踏まえつつ、日本企業の海外ビジネスにおける中国の位置づけの変化やインドへの評価、サプライチェーンにかかるコスト、グローバルサウスへの取り組み、米国大統領選を見据えた米中対立の行方と日本企業の備えなど、最近の注目トピックなども交えながら、パネルディスカッションを行いました。
JBICは今後も引き続き、日本企業の海外事業展開に関する様々な情報提供を行っていく予定です。