12月19日、株式会社国際協力銀行(JBIC)の松原遼太郎調査役の論文“The Impact of International Bonds Issuance on Developing Countries’ External Government Debts”(邦題:『途上国政府による外貨建国債発行の対外債務への影響』)が、日本金融学会の機関誌「Japanese Journal of Monetary and Financial Economics」(査読誌)に掲載されました。
論文では、途上国政府が外貨建国債での資金調達を開始すると、対外債務水準・構造にどのような影響があるのか、機械学習の手法も用いて定量分析を行っています。外貨建国債の発行を開始すると、そうでない場合に比べ、途上国政府の対外債務水準は有意に増加すること、他方で、当該債務の増加が必ずしも途上国の経済成長に結びついていない可能性があることなどを指摘しています。
JBICは、日本および国際経済社会の健全な発展に貢献するべく、国際金融の最前線で各種調査・分析に取り組んでおり、各国経済・金融に関する知見を日々蓄積しています。これらを活かすため、今後も、幅広いチャネルを通じた情報発信に、積極的に取り組んでまいります。
論文掲載ページはこちら:
https://www.jsmeweb.org/en-journal/en_journal_type/en-journal/jjmfe/





