株式会社国際協力銀行(JBIC)は3月11日(水曜日)に、ベトナムのハノイ貿易大学(Foreign Trade University:FTU)およびハノイ国民経済大学(National Economics University:NEU)それぞれにおいて、経済学や国際ビジネス等を専門とする教授と学生を対象に、「2025年度海外事業展開調査(GLOBE)」の調査結果についての講演を実施しました。
各大学における講演では、JBIC調査部第1ユニットシニアリサーチアナリスト(当時)の島本より「2025年度海外事業展開調査(GLOBE)」の結果概要を説明しました。また、NEUの講演では、冒頭JBICインフラ・環境ファイナンス部門審議役(ベトナムおよびASEAN広域連携担当チーフアドバイザー)兼ハノイ首席駐在員の安居院よりJBICのベトナムにおける取り組みについての説明も実施しました。
GLOBEについては、「中期的な有望事業展開先国・地域ランキング」においてインドが4年連続で首位を獲得し米国が2位となった一方、ベトナムを含むASEAN諸国の得票率低下が目立った点を説明しました。また、調査回答企業へのヒアリングから、製造業ではベトナム国内市場における競争の激化を懸念する声が聞かれたのに対し、非製造業においてはベトナム国内の中間所得層の拡大等を背景に、同国の国内市場を有望視する傾向が見られたこと等を紹介しました。
FTUでの講演には対面とオンラインで合計約120名、NEUでの講演には対面で約100名の教授および生徒が参加。講演後の質疑応答では、「日本含め外資企業が対越投資の水準を維持するためにベトナム政府やベトナムの地場企業は何をすべきか」、「ベトナムで人件費が上昇しているにも関わらず、ベトナムで事業を強化・拡大したいという日本企業がいるのはなぜか」といった質問があり、参加者の関心の高さがうかがえました。
講演で説明したGLOBEの報告書は以下よりダウンロードいただけます。
今後の海外投資や動向把握にぜひご参照ください。 JBICは今後も引き続き、日本企業の海外事業展開に関するさまざまな情報提供を行ってまいります。





