株式会社国際協力銀行(JBIC)は、インド・ニューデリーにて、現地大手メディアIndia Todayが、地政学、貿易・ビジネス、技術等幅広い分野において日印関係を一層深化させることを目的として開催した「Third Edition of the Indo-Japan Conclave」(Indo-Japan Conclave)に参加しました。
India Japan Conclaveでは、「India–Japan: The New Growth Corridor」をテーマに日印両国の政策当局者や専門家が登壇しました。地政学的変動やサプライチェーン再編等を背景に、インド太平洋地域における戦略的パートナーシップの重要性が高まっていることを踏まえ、技術・産業・インフラ等幅広い分野における新たな成長機会や協業の在り方について議論が行われました。
JBICニューデリー事務所の遠藤首席駐在員は、テーマ「Investments: Widening the Japan-India Investment Pipeline」のパネルディスカッションに登壇しました。JBICが日本政府100%出資の政策金融機関として、この5年間で約160億米ドルの資金をインド向けに動員してきたことに触れつつ、2025年10月に創設・開始した「日本戦略投資ファシリティ」を活用し、半導体や重要鉱物といった戦略分野への支援を積極的に進める方針を示しました。また、経済安全保障の強化やサプライチェーンの多様化の観点から、インドにおける半導体産業の育成の重要性についても言及しました。その上で、半導体エコシステムを構築するためには、グローバルスタンダードへの適合が鍵であると指摘し、例えば、JBICがインド政府と共同出資するインド産業回廊開発公社(NICDC)が半導体産業の集積拠点として開発を進めるドレラ工業団地について、経済特区指定等が必要である旨を述べました。
JBICは今後も日本の公的金融機関として、相手国政府や公的機関、現地シンクタンク等との強固なリレーションを活用し、日本企業の海外でのビジネス展開および投資環境改善に貢献すべく、積極的に取り組んでいきます。





