株式会社国際協力銀行(JBIC)のインフラ・環境ファイナンス部門審議役(ベトナムおよびASEAN広域連携担当チーフアドバイザー)兼ハノイ首席駐在員の安居院は、9月10日、西日本シティ銀行主催「アジアセミナー2026」に登壇しました。
目的
本イベントは、アジアの経済情勢・ビジネス環境に関する最新情報の提供を目的に開催されたものです。日本企業の注目度が高いベトナムの現地ビジネス情報を発信するため、経営者ら約300名の聴衆に対して講演を行いました。
当日の模様
当日は、西日本シティ銀行取締役頭取の村上英之氏による主催者挨拶の後、第一部では、ASEANプラス3マクロ経済調査事務局(AMRO)事務局長兼CEOの渡部康人氏から、ASEAN経済情勢について、第二部・第三部では、アジアで注目されるベトナム・台湾の専門家として、JBICの安居院、みらいコンサルティング金森寿香氏、台湾貿易投資センター林志鴻氏から各国トピックについて、講演しました。
JBICの安居院からは、ベトナム駐在7年半の国・地域プロフェッショナルとしての見地から、①高成長を続けるベトナム経済と日本企業の進出先としての魅力、②中国・シンガポール・韓国など第三国からの投資加速、③外国投資を質で選別していくベトナム側の新たな指針について最新動向を紹介しました。
また、高所得国入りを目指すベトナムはハイテク投資を奨励するとともに、地場企業による外資系企業のサプライチェーンへの参画や、外資系企業からの技術移転・人材育成への期待が高まっていることに触れ、日本企業は、製品・サービスや事業の質を訴求することで、変化する投資環境に柔軟に対応することが重要であると強調しました。
JBICは、海外駐在員事務所の幅広い現地ネットワークを生かして、ホスト国政府・産業界との政策対話、案件形成、調査等を行う中で、各国・地域の知見を日々蓄積しています。こうした知見を活用し、日本の地方経済を支える地域金融機関とも連携しつつ、海外進出を検討する日本の地域企業に対する情報・助言の提供や、事業の早期段階からの形成支援にも取り組むことで、日本の産業競争力の維持・向上に寄与し、ホスト国と日本との経済・投資面の橋渡しにも積極的に貢献してまいります。





