株式会社国際協力銀行(JBIC)のシドニー駐在員事務所は、8月18日に、東京大学および同大学院の学生9名の訪問を受け、シドニー事務所の活動やJBICによるオーストラリアや太平洋島しょ国での取り組みについて説明し、参加された学生との意見交換を実施しました。
本取り組みの背景
東京大学では、2012年度から、今までの生活と異なる文化・価値観に触れる体験型教育プログラムを実施しており、オーストラリアは国際交流体験における活動先の一つとなっています。今年度のシドニーでの体験プログラムでは、JBICのほかに日系企業やシドニー大学、現地医療機関等にも学生が訪問しています。
当日の模様
訪問時には、シドニー駐在員事務所の佐藤首席駐在員と谷口駐在員、海外短期派遣研修中の土屋トレーニーより、日本とオーストラリアの関わりや国際情勢の中における日米豪連携、太平洋島しょ国の位置づけについて説明しました。また、実際の出融資案件を例にしながら、日豪をはじめ各国との関係も見据えた上で、日系企業等のプロジェクトにおいて今後JBICがどのような役割を果たしていけるのかを学生の皆さんにも考えてもらいました。
学生の皆さんとの議論では、プロジェクトを出資や融資で支援する際の検討のポイントといったファイナンス面に加えて、現地政府等との協議や太平洋島しょ国を巡る国際情勢を踏まえてJBICがどのような観点を持って関係者へ働きかけ、またどのような多国間連携を目指していくべきかなどについても活発にやり取りが行われました。その中では、オーストラリアのようなハブ拠点からオセアニア地域の開発や日本の国益に貢献するアプローチの存在を知り、将来のキャリアの視野が広がったというコメントも頂戴し、学生の皆さんの関心の高さが伺えました。
JBICは、それぞれの国や地域に海外駐在員事務所を置き、現地にいることの強みを生かして、さまざまな政府・政府関係機関や現地の企業との協議やリサーチ等を実施しています。こういった活動を通じて知見集積やネットワーク構築を行い、出資や融資によるプロジェクトへの支援のみならず、日本企業の海外事業展開やビジネス創出を支援できるよう、政府等との協議や情報提供を行っています。今後も日本企業の海外事業展開を支援していけるよう、出融資業務と現地での海外駐在員事務所による支援の両面から、積極的に取り組んでまいります。








