JBICメニュー閉じる

  • EN
  • 検索閉じる
JBICについて
JBICについて

JBICの役割や組織に関する情報についてご案内します。

閉じる

支援メニュー
支援メニュー

支援メニューについてご案内します。

閉じる

業務分野
業務分野

業務分野についてご案内します。

閉じる

情報発信
情報発信

情報発信についてご案内します。

閉じる

サステナビリティ
サステナビリティ

サステナビリティに関する取り組みをご案内します。

閉じる

プレスリリース
プレスリリース

プレスリリースについてご案内します。

閉じる

IR情報
IR情報

IR情報についてご案内します。

閉じる

米国シェールガス権益取得・開発に対する資源金融供与
初のシェールガスプロジェクト向け融資

  • 地域: 北米
  • 資源
  • 投資金融
報道発表/2010-59
2011年1月24日
  1. 国際協力銀行(JBIC、経営責任者:渡辺 博史)*1は、本日、三井物産株式会社及び三井石油開発株式会社が共同で設立したMitsui E&P USA LLC(略称:MEPUSA)との間で、総額7億米ドル限度の貸付契約に調印しました。
     
  2. 本融資は、MEPUSAが、米国法人Anadarko Petroleum Corporationより同国ペンシルベニア州マーセラス・シェールエリアにおけるシェールガス鉱区権益の15.5%を取得し、その開発に参画するために必要な資金を融資するもので、JBIC初のシェールガスプロジェクトに対する融資となります。
     
  3. シェールガスは根源岩*2内に貯留されている天然ガスで、非在来型ガスと呼ばれるものの一つです。従来、生産性が低く商業化が困難とされてきましたが、水平井掘削や水圧破砕といった技術の進歩を受け、低コスト生産が可能となり、米国において急速に開発が進んでいます。同国では天然ガス供給の10%以上がシェールガスによって賄われているとされ、オイルメジャーのみならず、新興国企業も積極的にシェールガス事業に参画しています。
     
  4. 三井物産及び三井石油開発がMEPUSAを通じて巨大かつガス販売の自由度が高い米国ガスマーケットにおいてガス権益を確保することは、ガス供給源の多様化やガスマーケットにおけるこれら企業の需給調整機能の強化につながるほか、米国における非在来型ガス開発の促進を通じてアジアLNG市場の需給緩和や日本のLNG需要家にとって安定的な市場の形成に貢献します。またシェールガスは世界中に膨大な埋蔵量があるとされていることから、日本企業がシェールガス開発のノウハウや経験を得ることにより、アジアを含む他地域でのシェールガス事業参画機会の拡大にもつながります。
     
  5. 本融資は、近年新たな天然ガス供給源と期待されているシェールガス権益取得を金融面から支援し、日本のエネルギー資源の確保や安定供給に寄与するものです。JBICは、今後も、日本企業の原油・天然ガス権益獲得を積極的に支援し、日本のエネルギー安全保障に貢献していきます。
     
注釈
  1. *1 国際協力銀行(JBIC)は、株式会社日本政策金融公庫(総裁:安居 祥策)の国際部門です。
  2. *2 油やガスの基となる有機物に富んだ泥質岩のこと。

プレスリリース検索

年度
セクター
地域
ファイナンスメニュー

メール配信サービス