- 地域: アジア
- 一般製造業・サービス業
- 出資
2011年2月24日
- 国際協力銀行(JBIC、経営責任者:渡辺 博史)*1は、18日、インドの成長企業等を投資対象として、Tata Capital Limited*2のシンガポール現地法人、みずほ証券株式会社(以下「みずほ証券」)等がファンド運営会社を通じて共同で運営するファンド(Tata Capital Growth Fund Limited Partnership)に関する出資契約書に調印しました。当ファンドに対し、JBICは25百万米ドルを出資する予定です。
- 当ファンドは、成長のために資金や技術を必要とするインド企業を投資対象とするプライベート・エクイティ・ファンドであり、インド・タタグループとみずほグループのネットワークを通じ、日本企業がインドの成長企業と提携する機会が提供され、市場及び生産拠点の両面で有望と期待されるインドにおける日本企業の事業展開を支援する効果が期待されます。
- みずほ証券は、成長市場であるアジア地域を重点分野の1つとして掲げて国際事業展開を進めており、当ファンドはその一環として位置づけられています。
- JBICは、今後とも、当ファンドのように、ファンドの運営方針や投資対象の決定において日本企業が中核的役割を果たすファンドを積極的に支援する方針であり、日本企業の国際競争力の維持・向上に努めてまいります。
注釈
- *1 国際協力銀行(JBIC)は、株式会社日本政策金融公庫(総裁:安居 祥策)の国際部門です。
- *2 Tata Capital Limitedは、インドの金融事業会社であり、タタグループの統括持株会社であるTata Sons Limitedの子会社です。