- 地域: アフリカ
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2011年3月8日
- 国際協力銀行(JBIC、経営責任者:渡辺 博史)*1は、本日、ラバトにて、モロッコ王国政府(経済・財政省)との間で、包括戦略パートナーシップに係る覚書を取り交わしました。
- 本覚書において両者は、両国間の経済関係強化のために双方が協力していくことを確認しました。具体的には、両国間の協力が期待される新規プロジェクトに対するJBICによる資金協力の可能性、モロッコ王国のインフラ、電力、太陽エネルギーを含む再生可能エネルギー、環境等の分野における潜在的投資機会に係る情報等について、協議会等を通じて情報・意見交換を行うこととしています。
- 本覚書を通じて両者の情報・意見交換が緊密化することで、同国における上記分野でのJBICによる日本企業向け支援が強化され、ひいては両国間の更なる経済関係の深化に繋がることが期待されます。
- 2008年5月に開催された第4回アフリカ開発会議(TICAD Ⅳ)において、日本からのアフリカ向け民間投資を倍増すべく、JBICとして以後5年間で25億ドルのアフリカ向け金融支援を実施することが表明されました。2009年4月には、このアフリカ向け金融支援の一環として、「JBICアフリカ投資ファシリティ」を創設する*2など、アフリカ支援に積極的に取り組んでいます*3。JBICは、今後ともアフリカ諸国における日本企業のビジネス機会の創出に貢献していきます。
注釈
- *1 国際協力銀行(JBIC)は、株式会社日本政策金融公庫(総裁:安居 祥策)の国際部門です。
- *2 2009年4月1日付のお知らせをご参照下さい。
- *3 JBICのアフリカ支援実績については、2010年11月1日付のトピックスをご参照下さい。