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エジプト・アラブ共和国地下鉄建設プロジェクトに対する輸出金融の供与
日本企業の同国向け交通インフラ輸出を支援

  • 地域: アフリカ
  • インフラ
  • 環境
  • 輸出金融
報道発表/2010-29
2010年9月3日
  1. 国際協力銀行(JBIC、経営責任者:渡辺 博史)*1は、2日、エジプト・アラブ共和国法人国有トンネル公社(The National Authority for Tunnels、略称:NAT)との間で、総額約79億円を限度とするバイヤーズ・クレジット*2の貸付契約に調印しました。本件は、JBICの環境投資支援イニシアティブ(LIFE Initiative)*3に基づく具体的取り組みであり、都市交通案件としては第1号となります。
     
  2. 本融資は、カイロ市内とカイロ空港を結ぶ地下鉄3号線(全長34km、第1~第5区間にわたり建設予定)を建設するにあたり、NATがその第1区間を走行する車輌を三菱商事株式会社より購入するための資金を供与するものです。今回納入される車輌は、主として近畿車輛株式会社及び株式会社東芝が製造しており、日本企業の輸出を金融面から支援するものです。
     
  3. 世界の鉄道車輌市場規模が拡大している中、欧州をはじめとして、アジア、北米等の各国企業が、運輸・交通インフラ等の受注活動を積極的に展開しています。本プロジェクトの応札に際しても、スペイン企業が競合先となり、スペイン政府が優遇条件を提示していましたが、日本側もJBICによる同等のファイナンスを提示して商談を進めた結果、日本企業が受注を果たしたものです。
     
  4. 同国の政治及び経済の中心であるカイロ市では、人口の過度の集中に伴う慢性的な交通渋滞が大きな問題となっています。こうした状況下、本プロジェクトによるカイロ市と近郊地域を結ぶ大量輸送公共交通機関の整備を通じて、深刻な同市内の渋滞緩和と環境改善が期待されます。
     
  5. 日本政府は、2008年5月の第4回アフリカ開発会議(TICADⅣ)において、アフリカ向けに5年間で総額25億ドルのJBICによる金融支援を実施することを発表しています。JBICは、本年5月に同国政府との間で包括戦略パートナーシップに係る覚書を締結しており*4、今後も本融資のような取り組みを通じ、日本企業の同国を含むアフリカ向けビジネスの拡大を支援していく方針です。
注釈
  1. *1 国際協力銀行(JBIC)は、株式会社日本政策金融公庫(総裁:安居 祥策)の国際部門です。
  2. *2 バイヤーズ・クレジットとは、外国の輸入者が日本企業から機械設備等を輸入するための資金を、JBICより外国の輸入者に直接融資する形態。
  3. *3 2009年3月16日付のお知らせをご参照下さい。
  4. *4 2010年5月31日付プレスリリースをご参照下さい。
  5.  

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