- 地域: 北米
- 一般製造業・サービス業
- 投資金融
2014年3月27日
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1の一環として、株式会社みずほ銀行、株式会社三菱東京UFJ銀行、株式会社三井住友銀行、三井住友信託銀行株式会社の各民間金融機関(以下「各民間金融機関」)との間で、新日鐵住金株式会社(以下「新日鐵住金」)が米国法人ThyssenKrupp Steel USA LLC(以下「TKUS」)を買収するために必要な資金の一部に係る貸付契約を締結しました。
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本件は、JBICが各民間金融機関との間で夫々締結済のM&Aクレジットライン設定のための一般協定に基づき、各民間金融機関を通じて融資を行うものです(JBIC融資承諾額約151百万米ドル限度)。本件買収は、ルクセンブルク大公国法人ArcelorMittal S.A.(以下「AM」)と共同で(50%ずつ出資)行われ、買収総額は両社合わせて約1,550百万米ドルです。
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新日鐵住金は本買収を通じ、北米、特に米国南部の自動車鋼板市場の拡大に対応し得る供給力を整えるとともに、従来の冷延・めっき鋼板に加えてハイテンを含む熱延鋼板の現地調達ニーズに的確に応えることで、自動車鋼板のグローバル供給体制の確立、拡充を企図しております。
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本融資は、日本企業による海外でのM&Aに必要な長期外貨資金を本邦金融機関と連携して機動的に供給することで、日本企業の海外における事業拡大や新たな事業展開を支援し、日本の産業の国際競争力の維持及び向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、民間金融機関と連携しつつ、日本企業による海外M&Aへの支援を行っていきます。
注釈
- *1 2013年4月1日付お知らせをご参照下さい。