- 地域: 中南米
- 資源
- その他
2013年7月17日
- 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:奥田 碩)は、16日(リオデジャネイロ時間)、世界有数の資源メジャーであるブラジル連邦共和国法人Vale S. A.(以下「VALE」)との間で、日本の鉱物資源の確保及び安定供給等に資するプロジェクトの実現に向けた協議等の業務協力を骨子とする覚書を締結しました。
- VALEは、良質な鉄鉱石等の鉱物資源の世界有数のサプライヤーであり、長年に亘り日本企業と良好な関係を構築してきました。JBICはVALEに対し、これまで複数の融資を行った実績があり、また、定期的に意見交換及び協議を実施してきています。
- 近年、鉄鉱石のほか原料炭等の資源の開発、関連インフラ整備事業等への投資プロジェクトが大型化している等の理由で、長期資金へのニーズが高まっています。日本企業がこれらのプロジェクトに参画する事業機会も今後、拡大・多様化していくことが期待される中、JBICは、本覚書の締結を通じ、VALEとのこれまでの緊密な協力・連携関係のより一層の強化を図り、日本企業による鉱物資源の確保及び安定供給に貢献することを企図しています。
- JBICは、今後も、日本の公的金融機関として、鉱物資源の確保及び資源関連インフラ開発プロジェクトにおいて、VALEをはじめとする重要なパートナーとの緊密な協力関係を通じて、日本企業による鉱物資源の開発・取得の促進を金融面から支援していきます。