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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、本日、株式会社常陽銀行(頭取:寺門 一義、以下「常陽銀行」)との間で、中堅・中小企業の海外事業展開支援に向けた投資クレジットライン設定のための一般協定を締結しました。本クレジットラインの設定枠は20百万米ドル限度となります。
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本件は、日本の中堅・中小企業が開発途上地域で事業展開を行う際の必要資金を対象とした融資枠(クレジットライン)を常陽銀行に設定し、同行を通じて、これら中堅・中小企業やその海外現地法人に対し、米ドル建の中長期資金を融資するものです。
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近年、経済のグローバル化が急速に進み、アジア地域をはじめとする新興国が経済成長を遂げる中、中堅・中小企業を含む多くの日本企業が、拡大する海外需要の取り込みを図るため、海外直接投資を進めており、同時に米ドルに対するニーズも高まっています。
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こうした中、JBICは、茨城県を主な営業基盤とし、中堅・中小企業との幅広い取引関係を有し、日本企業の海外展開支援に積極的に取り組んでいる常陽銀行を通じて、中長期の米ドル建資金を供与することにより、これら中堅・中小企業の海外事業展開に係る資金ニーズに適切且つ迅速に対応することを企図しています。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、日本の産業の国際競争力の維持・向上の観点から、民間金融機関と連携しつつ、中堅・中小企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。