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ベトナム社会主義共和国において日本企業が実施するOA機器部品のめっき加工及び表面処理事業に対する融資
海外展開支援融資ファシリティの一環として、中堅・中小企業の海外事業展開を支援

  • 地域: アジア
  • 一般製造業・サービス業
  • 中堅・中小企業
  • 投資金融
 
2016年 8月19日
  1. 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:近藤 章)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1 の一環として、帝国技研株式会社(本社:大阪府、代表取締役社長:木村 收、以下「帝国技研」)との間で、融資金額210千米ドル(JBIC分)の貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社南都銀行との協調融資によるもので、協調融資総額は300千米ドル相当です。
     
  2. 本件は、帝国技研の子会社であるベトナム社会主義共和国(以下「ベトナム」)法人TEIKOKU (VIETNAM) COMPANY LIMITED(以下「TKV」)がOA機器部品のめっき加工及び表面処理事業に必要な資金を融資するものであり、生産体制の増強に充てられるものです。
     
  3. 帝国技研は、1984年に設立された各種めっき加工及び表面処理事業を行う中小企業者で、2014年にベトナムへ進出しました。日系企業のアジア市場向けOA機器の生産・輸出拠点として重要度を増すベトナムにおいて、帝国技研はTKVの生産能力を強化し、グローバルに展開するOA機器メーカーへの販売を拡大することで、更なる事業の拡大を企図しています。本融資は、こうした帝国技研の海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
     
  4. JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活かした案件形成やリスクテイク機能等を通じ、ベトナム等の成長市場における、中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
  1. *1 2016年6月21日付お知らせをご参照下さい。

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