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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:近藤 章)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1 の一環として、金山化成株式会社(本社:愛知県、代表取締役社長:一柳 典行、以下「金山化成」)との間で、融資金額11,000千米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社三菱東京UFJ銀行及び株式会社三井住友銀行との協調融資によるものです。
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本融資は、金山化成のタイ王国(以下「タイ」)法人KANAYAMA KASEI (THAILAND) CO., LTD.(以下「KKT」)が実施する発泡樹脂成形品の製造・販売事業に必要な資金を融資するものであり、工場の移転・集約による生産拡大に充てられます。
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金山化成は、発泡樹脂成形品の製造・販売事業を手掛ける中小企業です。金山化成はKKTを通じて、自動車や家電等の幅広い部材に使用される発泡樹脂成形品の製造・販売を拡大することで、タイにおける更なる事業拡大を企図しています。本融資は、こうした金山化成の海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活かした案件形成やリスクテイク機能等を通じ、タイ等の成長市場における、中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1 2016年6月21日付お知らせをご参照下さい。