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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:近藤 章)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1 の一環として、株式会社オークウェーブホールディングス(本社:埼玉県、代表取締役:染谷 智之、以下「オークウェーブHD」)との間で、融資金額950千米ドル(JBIC分)及び1,100千米ドル(JBIC分)の2件の貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社三井住友銀行との協調融資によるもので、協調融資総額は計約3,030千米ドル相当となります。
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本件は、オークウェーブHDのフィリピン共和国(以下「フィリピン」)法人OAKWAVE (PHILIPPINES) CORPORATION(以下「OPC」)がフィリピンのカビテ州において実施するワイヤーハーネス等の製造・販売事業に必要な資金を融資するものであり、新工場の建設に充てられます。
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オークウェーブHDは、ワイヤーハーネス等の製造・販売を行う株式会社オークウェーブの持株会社として設立された中小企業です。オークウェーブHDはOPCの生産能力の強化により、ASEAN市場の拡大等を背景に製造拠点としての役割が期待されるフィリピンにおける事業拡大を企図しています。本融資は、こうしたオークウェーブHDの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、フィリピン等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1 2016年6月21日付お知らせをご参照下さい。