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タイ王国において日本企業が実施する自動車用シフトレバー及び関連部品の製造・販売事業に対するタイ・バーツ建て融資
中堅・中小企業の海外事業展開を現地通貨建てファイナンスを通じて支援

  • 地域: アジア
  • 一般製造業・サービス業
  • 中堅・中小企業
  • 投資金融
2018年2月28日
  1. 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:近藤 章)は、本日、神星工機株式会社(本社:愛知県、代表取締役:松下 昌史、以下「神星工機」)のタイ王国(以下「タイ」)法人SHINSEI KOKI (THAILAND) CORPORATION LIMITED(以下「SKT」)との間で、融資金額49百万タイ・バーツ(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社三井住友銀行との協調融資によるものであり、協調融資総額は70百万タイ・バーツとなります。
      
  2. 本件は、SKTがタイのチョンブリ県において実施する自動車用シフトレバー及び関連部品の製造・販売事業に必要な資金を、現地通貨建てで融資するものであり、SKTの工場増設に充てられるものです。
      
  3. 神星工機は、自動車用シフトレバー及び関連部品等の製造・販売を行う中小企業で、2013年にSKTを設立し、グローバルな生産体制を強化してきました。昨今のアジアにおける自動車市場の拡大を背景に、神星工機は、SKTを通じて自動車用シフトレバー及び関連部品の製造・販売を拡大することで、日系自動車メーカーを中心に販売拡大を企図しています。本融資は、こうした神星工機の海外事業展開を、タイ・バーツ建て融資にて支援することで、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
      
  4. JBICは今後も、日本の公的金融機関として、こうした現地通貨建て資金ニーズへの対応を含め、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、タイ等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
      

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