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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:近藤 章)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1の一環として、協和株式会社(本社:大阪府、代表取締役社長:野澤 重晴、以下「協和」)のベトナム社会主義共和国(以下「ベトナム」)法人KYOWA PLASTICS INDUSTRIAL (VIETNAM) CO., LTD. (以下「KPIV」)との間で、融資金額2百万米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社滋賀銀行との協調融資によるものです。
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本件は、KPIVがベトナムのハイフォン市で行うプラスチック製品の製造・販売事業に必要な資金を融資するものであり、生産設備の増設に充てられるものです。
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協和は、主にプラスチック射出成形品等の製造・販売を行う、1953年設立の中小企業です。協和は、安定した経済成長を背景にOA機器や医療機器の需要拡大が見込まれるベトナムに、2015年、製造拠点としてKPIVを設立しており、今次増設によりベトナムでの更なる事業拡大を企図しています。本融資は、こうした協和の海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、ベトナム等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1 2016年6月21日付お知らせをご参照ください。