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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:前田 匡史)は、7日、ジェットエイト株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:西 將弘、以下「ジェットエイト」)のタイ王国(以下「タイ」)法人JET8 (Thailand) Co.,Ltd.(以下「J8TH」)との間で、融資金額6百万タイ・バーツ(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社北國銀行との協調によるものです。
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本件は、J8THがタイで行う国際貨物運送事業に必要な資金を現地通貨建てで融資するものであり、設備の増設に充てられるものです。
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ジェットエイトは、2004年に設立された、特殊性の高い温度管理輸送に強みを持ち、国際物流事業を主業とする中小企業であり、2009年にJ8THを設立しました。J8THは、東南アジアの医療ハブであるタイにて早くから、高度医療機関や大学など研究機関に対し、医療商品やワクチンのほか、血液、血清等の病院検体など、バイオ・医化学サンプルの輸送を多数手掛けてきました。J8THは、今回設備を増設することで、温度管理ロジスティクスサービスをさらに高度化させ、同分野の顧客ニーズに応えていくとともに、昨今盛んな冷蔵・冷凍食品の輸出入支援ロジスティクスサービスについても同国にて一層の事業拡大を企図しています。本融資は、こうしたジェットエイトの海外事業展開への支援を通じて、タイの医療高度化を側面支援するとともに、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、こうした現地通貨建て資金ニーズへの対応を含め、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、タイ等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。