- 地域: アジア
- 一般製造業・サービス業
- 中堅・中小企業
- 保証
-
株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:前田 匡史)は、本日、日活電線製造株式会社(本社:愛知県、取締役社長:佐久間 敏雄、以下「日活電線」)のインドネシア共和国(以下「インドネシア」)法人PT. SURYAMULYA BANGUN INDO(以下「SMBI」)に対する融資を行う株式会社愛知銀行との間で、同融資を対象とする保証契約(保証対象元本合計:363千米ドル)を締結しました。
-
本件は、SMBIがインドネシアの中部ジャワ州において実施する、電線・ケーブルの製造・販売事業に必要な資金を民間金融機関からクロスボーダーローンにより借り入れることを保証により支援するものです。
-
日活電線は、1921年の創業以来、電線・ケーブル等の製造・販売を手掛ける中小企業で、1995年にSMBIを設立しました。SMBIでは主に昇降機用の電線・ケーブルの製造・販売を手掛けています。ASEAN諸国の経済成長等を背景に昇降機の需要拡大が見込まれる中、日活電線はSMBIを通じた海外生産拡大を企図しています。本保証は、こうした日活電線の海外事業展開を支援し、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
-
JBICは今後も、日本の公的金融機関として、こうした民間金融機関による融資への保証供与を含め、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、インドネシア等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を、金融面から支援していきます。