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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:近藤 章)は、5日、新生化学工業株式会社(本社:滋賀県、代表取締役:宮田 陽一、以下「新生化学工業」)のインドネシア共和国(以下「インドネシア」)法人PT. GLOBAL SHINSEI INDONESIA(以下「GSI」)に対する融資を行う株式会社滋賀銀行(以下「滋賀銀行」)との間で、同融資を対象とする貸付契約(融資金額1.5百万米ドル(JBIC分))及び保証契約(保証対象元本:1.5百万米ドル)を締結しました。貸付契約は、滋賀銀行と締結済の日本の中堅・中小企業の海外事業展開支援のための投資クレジットライン*1に基づく個別契約です。
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本件は、GSIがインドネシアの西ジャワ州において実施する、プラスチック射出成形品の製造・販売事業に必要な資金を、滋賀銀行からのクロスボーダーローンにより借り入れることを支援するものです。
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新生化学工業は、1965年設立の中小企業で、電池用ガスケット(乾電池内の絶縁・密封部分)等のプラスチック射出成形品の製造・販売事業を手掛けており、2012年にGSIを設立しました。インドネシアにおいては、経済成長等を背景に今後は電池用ガスケットに加えて自動車関連のプラスチック射出成形品等の需要拡大も見込まれる中、今般、新生化学工業はGSIの設備増設を通じたインドネシアでの事業拡大を企図しています。本件は、こうした新生化学工業の海外事業展開を支援し、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、地域金融機関との連携による、地域金融機関を通じたツー・ステップ・ローンや保証供与を含め、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、東南アジア等の成長市場における中堅・中小企業の海外事業展開を、金融面から支援していきます。
注釈
- *1
2016年12月29日付お知らせをご参照ください。