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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:前田 匡史)は、14日、ハクスイテック株式会社(本社:大阪府、代表取締役社長:泉 豊禄、以下「ハクスイテック」)のタイ王国(以下「タイ」)法人HAKUSUI CHEMICAL (THAILAND) CO., LTD.(以下「HCT」)との間で、融資金額100百万タイバーツ(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社滋賀銀行との協調融資によるものです。
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本件は、HCTがタイのラヨーン県で行う化学工業用原材料の製造・販売事業に必要な資金を現地通貨建てで融資するものであり、生産設備の増設に充てられるものです。
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ハクスイテックは、1947年に設立され、タイヤに用いられる酸化亜鉛や薬用である局方酸化亜鉛及び導電性酸化亜鉛等を始めとして様々な化学工業用原材料の製造・販売事業を手掛ける中小企業であり、2011年にHCTを設立しました。ハクスイテックは、足許におけるタイの化学工業製品ニーズの拡大を踏まえ、HCTの設備増設を通じたタイでの事業拡大を企図しています。本融資は、こうしたハクスイテックの海外事業展開を、タイ・バーツ建て融資にて支援することで、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、こうした現地通貨建て資金ニーズへの対応を含め、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、タイ等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。