- 地域: 中南米
- その他
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:前田 匡史)は、アルゼンチン共和国(以下「アルゼンチン」)ブエノスアイレスで11月30日、12月1日に開催されるG20サミットへの機会を捉えて、11月29日(アルゼンチン時間)、アンデス開発公社(Corporación Andina de Fomento、以下「CAF」)との間で、アルゼンチンにおける資源及びインフラ開発の促進を目的とする覚書を締結しました。
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アルゼンチンは、銅・リチウム等の鉱物資源を豊富に有しており、また、近年はインフラ開発も積極的に進められており、日本にとって関係強化が望まれる重要な国の一つです。
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CAFは中南米諸国を中心とする19カ国*1の加盟国等により出資構成される地域開発金融機関であり、中南米地域の経済統合、経済発展及び貿易金融等の促進等を目的としています。アルゼンチン政府とも強い関係を有し、同国のインフラ開発に深く関わっています。また、JBICはこれまで、中南米地域のインフラプロジェクトや同地域における産業投資等に対する融資を通じて、CAFとの間で40年以上にわたる協力関係を構築しています。
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本覚書の締結により、JBIC及びCAFとの間で一層の緊密な協力・連携関係の強化が図られ、アルゼンチンにおける今後の日本企業のビジネス展開にも寄与することが期待されます。
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JBICは、日本の公的金融機関として、地域開発金融機関等とも連携しつつアルゼンチンにおける日本企業の事業機会の創出やビジネス促進に努めると共に、両国間の経済関係の一層の深化・発展を金融面から支援していく所存です。
注釈
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