- 地域: アフリカ
- その他
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:前田 匡史)は、本日、8月28日~30日に横浜で開催される第7回アフリカ開発会議(TICAD7)の機会を捉えて、南アフリカ共和国の政府系金融機関である南部アフリカ開発銀行(Development Bank of Southern Africa、略称:DBSA)との間で、日本とアフリカ諸国のビジネス促進を目的とする業務協力協定を締結しました。
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本協定は、JBICとDBSAの間で、アフリカ諸国の政治・経済情勢や潜在的なプロジェクトに関する情報交換等を強化することを目的としています。
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DBSAは、南アフリカ共和国政府によって、南部アフリカ地域の社会経済開発を促進し、人々の生活水準を向上させるための金融支援、助言等を行うことを目的に設立され、近年では業務対象を全てのアフリカ諸国へと拡大し、各国政府と強固な関係を構築しています。
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アフリカ向け事業拡大を狙う日本企業からは、2019年4月2日に安倍内閣総理大臣に対してTICAD7官民円卓会議の提言書が提出され、同提言書の中では「多様な働きかけ手段、第三国連携など、多彩なパートナーシップの構築・活用」が要望の一つとして盛り込まれており、特に、「アフリカに知見を有する国や機関等と日本の民間企業が、必要な情報、知見、ネットワーク、リソース等を共有・連携し、案件形成までできるよう、各省・機関のネットワークで支援」することが期待されています。
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JBICは、日本の公的金融機関として、地域開発金融機関等とも連携しつつ、アフリカにおける日本企業の事業機会の創出やビジネス促進を金融面から支援していきます。