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米国法人FirstElement Fuel Inc.に対する出資
海外展開支援出資ファシリティにより、日本企業の海外事業展開を支援

  • 地域: 北米
  • インフラ
  • 環境
  • 出資
 2020年6月17日
  1. 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:前田 匡史)は、16日、「海外展開支援出資ファシリティ」*1により、三井物産株式会社(以下「三井物産」)と共同で米国法人FirstElement Fuel Inc.(以下「FEF」)に約23百万米ドル(JBIC分)を出資するための株主間契約を締結しました。本出資は、「特別業務」*2として実施する案件です。
      
  2. FEFは、2013年に設立されたスタートアップ企業であり、これまでトヨタ自動車株式会社*3(以下「トヨタ」)や本田技研工業株式会社*3(以下「ホンダ」)等の民間企業に加え、カリフォルニア州エネルギー委員会やカリフォルニア州大気資源局等の公的機関からの支援を受け、水素を燃料とする燃料電池車(以下「FCEV」)の世界主要市場の一つである米国カリフォルニア州にて、20ヵ所の水素ステーションを運営しています。本件出資は、こうした事業の拡大に必要な資金に充てられます。
      
  3. 三井物産は、FEFへの出資により、水素需要創出及び水素バリューチェーンの下流事業に対する知見の獲得に加え、同社が2016年に出資参画したノルウェーの水素用軽量圧力タンクメーカーとのシナジー効果も見込んでおり、グローバルな水素関連事業展開のさらなる足掛かりを得ることを企図しています。また、FEFによるカリフォルニア州の水素ステーションのネットワーク拡大は、トヨタやホンダによる同州におけるFCEV販売の拡大にも寄与することが期待されます。JBICによるFEFへの出資は、こうした日本企業の海外事業展開を支援するものであり、日本の産業の国際競争力の維持及び向上に貢献するものです。
      
  4. 水素は、エネルギーとして使用するときにCO2を排出しない次世代エネルギーとして、注目を集めています。日本政府は、2017年12月に発表した「水素基本戦略」や2019年6月に閣議決定された「統合イノベーション戦略2019」において、日本の水素産業振興・競争力強化を通じた、世界に先駆けた水素社会の実現が政策として掲げられています。本件出資は、こうした日本政府の水素関連の施策にも沿うものです。
      
  5. JBICは今後も、日本の公的金融機関として、出資機能を含む多様な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じて、日本企業の海外事業展開を支援していきます。


注釈
  1. *1 
    2013年2月26日付お知らせをご参照ください。
  2. *2 
    特別業務については、2016年10月3日付お知らせをご参照ください。
  3. *3 
    トヨタおよびホンダは、それぞれの子会社を通じて支援を行っています。

 

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