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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:前田 匡史)は、16日、行田電線株式会社(本社:大阪府、代表取締役:行田 史朗、以下「行田電線」)のタイ王国(以下「タイ」)法人Yukita Asia (Thailand) Co., Ltd.(以下「YAT」)との間で、融資金額21百万タイ・バーツ(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社りそな銀行との協調融資により実施するもので、協調融資総額は30百万タイ・バーツです。
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本件は、YATがタイで行うワイヤーハーネスの製造・販売事業に必要な資金を現地通貨建てで融資するものです。
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行田電線は、1923年創業のワイヤーハーネスや電線、ケーブル等を製造・販売する中堅企業です。同社は、東南アジア諸国等での事業拡大を企図し、2013年にタイへ進出しました。現在YATはタイに進出している日系家電メーカー等向けに、ワイヤーハーネスの製造・販売事業を行っています。本融資は、こうした行田電線の海外事業展開をタイ・バーツ建て融資にて支援することで、日本の産業の国際競争力の維持及び向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、こうした現地通貨建て資金ニーズへの対応等を通じ、タイ等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。