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エジプト・アラブ共和国において日本企業が実施する衛生用品等の製造・販売事業に対する融資
中堅・中小企業の海外事業展開を支援

  • 地域: アフリカ
  • 一般製造業・サービス業
  • 中堅・中小企業
  • 投資金融
 2021年5月19日
  1. 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:前田 匡史)は、今般*1、サラヤ株式会社(本社:大阪府、代表取締役社長:更家 悠介、以下「サラヤ」)のエジプト・アラブ共和国(以下「エジプト」)法人Saraya Middle East for Industrial Investment J.S.C.(以下「SMEI」)との間で、融資金額3.5百万米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社三菱UFJ銀行との協調融資により実施するもので、協調融資総額は5百万米ドルです。
      
  2. 本件は、SMEIがエジプトで行う衛生用品の製造・販売事業に必要な資金を融資するものです。
      
  3. サラヤは、1952年に創業された衛生用品の製造・販売事業を手掛ける中小企業であり、2018年にSMEIを設立しました。エジプトをはじめとするアフリカ及び中東においては、経済成長に加え、新型コロナウィルス感染症の拡大も背景に、液体石鹸や洗剤、消毒剤等の衛生用品のニーズ拡大が見込まれています。サラヤはSMEIを通じた衛生用品の市場シェア拡大のみならず、新型コロナウィルス感染症対策に貢献することを企図しています。本融資は、こうしたサラヤの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
      
  4. JBICは今後も、日本の公的金融機関として、エジプト等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
      
注釈
  1. *1 
    本貸付契約は3月30日に締結済みですが、本日リリースを行うものです。

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