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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:前田 匡史)は、本日、エス・ケイ・ホールディングス株式会社(本社:大阪府、代表取締役:金石 祥甫、以下「エスケイHD」)のタイ王国(以下「タイ」)法人S.K. ASIA CO., LTD.(以下「SKA」)との間で、融資金額21百万タイ・バーツ(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社紀陽銀行との協調融資により実施するもので、協調融資総額は30百万タイ・バーツ相当です。
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本件は、SKAが実施する産業用機械の販売・修理事業に必要な資金を融資するものです。
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エスケイHDの子会社である株式会社エス・ケイ・カンパニーは、1990年設立の中小企業であり、主に射出成形機等の産業用機械の輸出入、国内販売、修理・メンテナンス事業を手掛けています。同社は、長年蓄積したノウハウにより、ユーザーの要望に応じた短期間での納品やアフターサービスに対応可能な体制を構築しています。また、タイにおいては、2008年に設立したSKAを通じて、底堅い経済成長を続ける東南アジアでの事業拡大を図っています。本融資は、こうしたエスケイHDの海外事業展開をタイ・バーツ建て融資にて支援することで、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、地域金融機関と連携しつつ、こうした現地通貨建て資金ニーズへの対応等を通じ、タイ等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。