- 地域: 中南米
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:前田 匡史)は、本日、コロンビア共和国(以下「コロンビア」)のEcopetrol S.A.(以下「Ecopetrol」、CEO:Felipe Bayon Pardo)との間で、両機関のパートナーシップ強化のための覚書を締結しました。
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コロンビア政府は、2021年9月、水素の生産、使用及び輸出に関する2050年までの計画である「水素ロードマップ」を公表しました。豊富な水資源を活かしたグリーン水素製造や、天然ガス由来のブルー水素製造により、南米及び世界トップの水素生産国になることを目標に掲げています。
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JBICは、2021年6月に公表した第4期中期経営計画において、脱炭素社会の実現に向けたエネルギー変革への対応を取組目標に掲げています。また、2021年10月にESGポリシーを公表し、パリ協定の国際的な実施に向け、2030 年までの自らの温室効果ガス(GHG)排出量ネットゼロの達成、2050 年までの投融資ポートフォリオのGHG 排出量ネットゼロの達成を追求するとともに、ホスト国政府等との継続的なエンゲージメントを通じ、新興国・途上国における脱炭素社会の実現に向けたエネルギー・トランジションを加速させ、世界全体でのカーボンニュートラル実現に貢献するとしています。本覚書の締結は、こうした中期経営計画やESGポリシーに沿った取り組みです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、覚書の締結等を通じてコロンビア及びEcopetrolとの関係を強化することにより、コロンビアの脱炭素分野等における日本企業の事業機会の創出やビジネス促進を金融面から支援していきます。
注釈
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