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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:林 信光)は、2日、英国国際貿易省(Department for International Trade、以下「DIT」、大臣:The Rt Hon Anne-Marie Trevelyan)*1との間で、クリーンエネルギー、質の高いインフラ及び関連技術分野における、日本から英国への投資促進に向けた両機関の関係強化を目的とする覚書を締結しました。
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日本及び英国の間では、2019年1月の日英首脳共同声明において、質の高いインフラに係る政府間協力の強化、水素技術の活用やCCUSを含むエネルギーイノベーションの加速について一致しているほか、2022年2月の日英包括的経済連携協定に基づく第1回合同会合において気候変動分野での連携強化を確認しています。また、英国政府は、2020年11月にNational Infrastructure Strategyを発表し、海外からの投資誘致を積極的に推進しており、多くの日本企業が英国への投資に関心を示しています。このような中、JBICがDITとの間で関係を一層強化することで、日本企業による英国での事業機会創出及びビジネス促進の効果が期待されます。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、英国政府との緊密な連携により、日本企業による英国でのクリーンエネルギー、質の高いインフラ事業等への参画を支援すると共に、日本と英国との経済関係の一層の深化・発展を金融面から支援していきます。
注釈
- *1
DITは、国の通商政策と共に、英国を拠点に活動する企業の国際展開支援、海外企業による英国への投資支援を担当している英国の政府機関です。
- *2
CCUS (Carbon dioxide Capture, Usage and Storage)は、温室効果ガスとなる二酸化炭素を分離・回収し、有効活用、貯留する技術です。
- *3
2012年4月10日付プレスリリースをご参照ください。
- *4
2017年9月1日付プレスリリースをご参照ください。