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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:林 信光)は、今般、自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures、以下「TNFD」)の議論をサポートするTNFDフォーラムへ参画しました。
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TNFDは、世界自然保護基金(WWF)、国連開発計画(UNDP)、国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)、英国の非政府組織(NGO)である Global Canopyの4機関が2021年6月に設立した国際イニシアティブです。同イニシアティブでは、企業や金融機関の事業活動がもたらす自然資本や生物多様性へのリスクと機会を適切に評価・報告する枠組みを策定し、こうした分野に対する資金の流れがプラスとなるよう転換していくことを目的としています。
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JBICは、2021年6月に公表した第4期中期経営計画における重点取組課題として、「国際経済社会の持続可能な発展に向けた地球規模の課題への対処」を一番目の柱に掲げました。また、同年10月に公表したESGポリシーでは、日本企業及び国際経済社会の脱炭素化・SDGs 推進に向けた取り組みを積極的に支援し、その成果をステークホルダーに対して適切に開示・公表していくこととしています。本フォーラムへの参画は、こうした中期経営計画やESGポリシーに沿ったものです。
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JBICは今後も、こうした取り組みを通じて、国際経済社会の持続可能な発展や地球規模課題の解決というグローバルなサステナビリティの実現に貢献していきます。