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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:林 信光)は、22日、インドネシア共和国(以下「インドネシア」)法人PT Pupuk Indonesia (Persero)(以下「Pupuk」)との間で、水素・アンモニア分野等における協力推進を目的とする業務協力協定を締結しました。
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Pupukはインドネシアの国営肥料公社として、自社の脱炭素化を進めるとともに、将来的なクリーンアンモニアの輸出を視野に、日本企業との間でクリーンアンモニア事業にかかる協力を進めています。また、JBICは、2021年6月に公表した第4期中期経営計画において、脱炭素社会の実現に向けたエネルギー変革への対応に取り組むことを掲げています。
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今般、JBICとPupukが本協定を締結し、両者間で協業のためのフレームワークを構築することで、水素・アンモニアのサプライチェーン構築等に向けた案件形成の加速化を目指します。また、本協定の締結は、水素・アンモニア製造拠点とサプライチェーンの確保等を通じて、「アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)」構想等の推進にも貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、脱炭素分野における重要なパートナーとの協力関係の強化等を通じて、日本企業のビジネス機会の創出や、日本の安定的な資源確保に貢献していきます。
