- 地域: アフリカ
- 環境
-
株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:林 信光)は、23日、エジプトで開催された第58回アフリカ開発銀行総会の機会を捉えて、アフリカ金融公社(Africa Finance Corporation、略称:AFC)との間で、環境保全プロジェクトの形成促進を目的とする業務協力協定を締結しました。
-
AFCは、アフリカ域内で民間セクターが主導するインフラ投資を推進する機関として、2007年に設立されました。設立以来、電力、天然資源、重工業、輸送、通信といった分野で「質の高いインフラ投資」を実現するためのパートナーとして実績を積み上げています。AFCには40カ国が加盟し、これまでに115億米ドルの投資実績があります。
-
本協定は、JBICとAFCとの間で、アフリカ諸国の政治・経済情勢や、温室効果ガス排出削減、環境保全効果のある潜在的な案件等に関する情報交換を通じた関係強化を行い、アフリカ地域において日本企業が関与する環境保全プロジェクトの形成に寄与することを目的としています。
-
JBICは今後も、日本の公的金融機関として、外国政府や海外の地域開発金融機関等とも連携しつつ、アフリカにおける日本企業のビジネス機会の創出を支援していきます。
