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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:林 信光)は、24日、株式会社りそな銀行のインドネシア共和国法人(以下「インドネシア」)P.T. Bank Resona Perdania(以下「BRP」)との間で、融資金額10百万米ドル(JBIC分)を限度とする、中堅・中小企業の海外事業展開支援を目的とした投資クレジットライン(投資金融に基づく融資枠)設定のための一般協定を締結しました。
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本件は、日本の中堅・中小企業のインドネシア現地法人が行う事業に必要な長期資金を対象としたクレジットラインをBRPに設定し、BRPを通じて、これら現地法人に対し米ドル建の資金を融資するもので、2018年2月に設定した投資クレジットライン*1に続き第9次となります。
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インドネシアでは、新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、経済活動は正常化に向かっています。また、インドネシア政府による各種施策、経済情勢や事業環境の改善により、本邦中堅・中小企業の同国への投資意欲も復調傾向にあり、同国事業向けの長期資金の需要も高まってきています。JBICは、本邦中堅・中小企業と幅広い取引関係を有するBRPと連携し、長期の米ドル建て資金をBRPに提供することで、本邦中堅・中小企業のインドネシアでの事業展開を支援していきます。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、日本の産業の国際競争力の維持・向上の観点から、中堅・中小企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。

注釈
- *1
2018年2月2日付けプレスリリースをご参照ください。