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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:林 信光)は、本日、日本航空株式会社(以下「JAL」)に対して民間金融機関*1が実施するトランジション・リンク・ローンの元本及び利息等を対象とする保証契約(保証対象元本合計:約112億円)に調印しました。
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本件は、JALが運航する航空機1機をアメリカ合衆国法人The Boeing Companyから輸入するために必要な資金について、JALが民間金融機関より借り入れることを支援するものであり、日本の航空産業の国際競争力の維持及び向上に貢献するものです。
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JALは、2025年までの中期経営計画においてESG戦略を掲げており、2050年のCO2排出量実質ゼロの実現に向けた取り組みを推進しています。特に、航空機からのCO2排出量削減は重要であり、JALは積極的に省燃費性能の高い機材の導入を進めています。
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今般、民間金融機関が実施するトランジション・リンク・ローンとは、企業のCO2排出削減目標の達成度合いに応じて金利等の貸出条件が変動する商品です。当該ローンの活用によって、JALのCO2排出量削減目標達成に向けた取り組みを促進することが期待されます。
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JBICは、日本の公的金融機関として、民間金融機関と連携しつつ、今後も日本企業による脱炭素社会の実現に向けた取り組みと、国民生活に不可欠な航空機の輸入を金融面から支援していきます。
注釈
- *1
(株)みずほ銀行、(株)三菱UFJ銀行、(株)三井住友銀行、(株)京都銀行及び(株)千葉銀行