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- 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:林 信光)は、10日、コロンビア共和国(以下「コロンビア」)法人Empresas Públicas de Medellín E.S.P.(以下「EPM」)との間で、水素及びアンモニアを含む水素化合物(以下「水素等」)等の分野における協力推進を目的とする業務協力協定を締結しました。
- EPMは、コロンビア第二の都市であるメデジン市100%保有の公益事業会社として、発電・送配電・ガス配給・上下水道等の分野で広く事業を展開しています。同社は、コロンビアの脱炭素化に向けたエネルギー転換をリードすべく、同国の水力発電を中心とする豊富な再生可能エネルギー源を活用したグリーン水素の製造に取り組むロードマップを策定するとともに、再生可能エネルギー、送配電、水・衛生・廃棄物処理等の分野においても日本企業との協力を進めています。
- 今般、JBICとEPMが本協定を締結し、両者間で協業のためのフレームワークを構築することで、水素等のサプライチェーン構築等に向けた案件形成の加速化を目指すとともに、再生可能エネルギー、送配電、水・衛生・廃棄物処理等の分野におけるEPMと日本企業の協業を促進します。
- JBICは今後も、日本の公的金融機関として、脱炭素分野における重要なパートナーとの協力関係の強化等を通じて、日本企業のビジネス機会の創出や、日本の安定的な資源確保に貢献していきます。