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Terra Drone株式会社によるインドネシア共和国法人PT. Avirtech Solusi Teknologi等の事業買収資金を融資
中堅・中小企業による海外M&Aを支援

  • 地域: アジア
  • 一般製造業・サービス業
  • 中堅・中小企業
  • 投資金融
2024年6月24日
  1. 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:林 信光)は、本日、Terra Drone株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:徳重 徹、以下「テラドローン」)との間で、限度貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社みずほ銀行(以下「みずほ銀行」)との協調融資により実施するものです。
      
  2. 本件は、テラドローンのインドネシア共和国(以下「インドネシア」)法人PT. Terra Drone Indonesiaを通じて実施するインドネシア法人PT. Avirtech Solusi Teknologi (以下「AST」という。)等の事業を買収するために必要な資金を融資するものです。
      
  3. テラドローンは、ドローンを活用した測量・点検サービスの提供や、無人航空機(ドローン等)運航管理システムの開発・提供を行っています。農業分野でドローンを活用した事業に着目していたテラドローンは、パーム油の世界最大の生産国であるインドネシアにおいて農業ドローン事業に参入するため、AST等の事業買収を決定しました。ドローンを利用した農園管理支援事業は、パーム油栽培における人権問題の解消や、肥料等の効率的な利用促進を期待できる取り組みであり、SDGsに資するものです。本買収を通じ、テラドローンは、インドネシアでドローンを活用した農園管理支援事業に参入し、効率的なパーム油の栽培支援による持続可能な農業を開発しつつ、今後ドローン関連事業のさらなる海外展開を目指していきます。
      
  4. 本融資は、中堅・中小企業の海外事業に必要な長期資金を、みずほ銀行と連携して供給することで、日本企業の海外における事業展開を支援し、日本の産業の国際競争力の維持および向上に貢献するものです。
      
  5. JBICは今後も、日本の公的金融機関として、民間金融機関と連携しつつ、日本企業による海外M&Aへの支援を行っていきます。
      

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