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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:林 信光)は、15日、笹原金型株式会社(本社:愛知県、代表取締役:笹原 裕介、以下「笹原金型」)のインドネシア共和国(以下「インドネシア」)法人PT. SASAHARA INDONESIA(以下「PSI」)に対する融資を行う株式会社京都銀行(以下「京都銀行」)との間で、同融資を対象とする保証契約(保証対象元本合計:30百万円)を締結しました。
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本件は、PSIがインドネシアの西ジャワ州において実施する、自動車部品用プレス金型の製造・販売事業に必要な資金を、京都銀行からのクロスボーダーローンにより借り入れることを保証により支援するものです*1。
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笹原金型は、1968年の創業以来、自動車部品用プレス金型の製造・販売を手掛ける中小企業で、2012年にPSIを設立しました。引き続き堅調なインドネシア及び東南アジア諸国での自動車販売台数の増加を背景に、自動車部品用プレス金型の需要が拡大しており、笹原金型は生産拡大を目指しています。本件は、こうした笹原金型の海外事業展開を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものであり、インドネシアでの本邦企業によるサプライチェーン強靱化に資するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、地域金融機関と連携しつつ、東南アジア等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を、金融面から支援していきます。
注釈
- *1
同社向け保証としては、2019年8月29日の保証に続くものです。